2024/08/18 16:59
こんにちは。
ブラシを作る理由は、今環境に配慮とかで、百貨店ブランドも、化繊のブラシになりましたが、動物毛のブラシは、わざわざその為に殺傷していません。
亡くなった後に、買い取っています。(もしその為に殺してたら、今の時代、即事業停止になります)
石油から電気や水を使い、ポリエステルを作り、劣化して数年でまた買い替えることを考えると、動物毛は一生使えます。僕の20年選手のブラシは全て動物毛です。
ですので、購入しやすい価格で、まだ動物毛を使ったことがない方も、肌触りよく、メイクの仕上がりも断然違うことを体験して欲しいです。
また、僕は動物毛じゃないと、うまくメイクできる自信がないぐらいです。
動物毛は人間と同じで、キューティクルがあり、波状で、かつコシがあるので、パウダーを滑らさず絡め取り、顔にのせやすいです。
毛先もソフトで、肌の表皮を傷つけません。なので、敏感肌や乾燥が酷い方も、ちくちくするストレスもないです。
また一方、化繊の良い点もあり、僕はリキッドファンデや、コンシーラーをのせるには、むしろそちらを好みます。ちなみにコンシーラーをぼかすには、動物毛がお勧めです。
商標認可を得た熊野筆は、伝統技術を持つ職人さん方が、手作業で作られます。そうした代々伝承される、日本の貴重な無形の財産も、僕も守りたいと思います。
スキンケアは高額なのを買われている方も、大事なメイク道具は、安価なものだったりしますが、もしメイクをするのなら、メイクブラシは本当に重要なので、是非使ってみてほしいです。
購入後は、そのままでもお使いいただけますが、シャンプーで軽く洗ってください。トリートメントは使わなくて大丈夫です。 軽く水気を取り、ティッシュの上に1日寝かせて置けば使えます。 汚れた際もそのように洗ってください。
読んでいただきありがとうございました。
makeup artist Ryota
thank you for a photo by Satoko Maeda (from Ace Hotel 京都 Wedding)